極東ブログ:[書評]プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神

http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2005/11/post_907f.html
 ようやく本書を読了したので――といっても注をすっとばして一読しただけですけど――、こちらの書評*1を再読。

よく誤解されるのだが、天職とは、自身に適合した職業とかいう意味ではぜんぜんない。この世に置かれた状況が強いる職業そのままを指す。これは結果としては、多少意外な印象もあるだろうが、共同体(ゲマインデ)の解体をもたらす。

 後半の「共同体の解体」に関しての議論は本書のどこかにあっただろうか。もしかして注の中で? つぎに読む時に注意してみよう。

*1:この記事の意図がどこにあるのかはこの際あまり関係ない。たんに勉強の素材としてのみ読む。