講談社の副社長、「ライトノベルの国際化へ」

 少し前の1月12日付の新文化で、講談社副社長のインタビューが載ってました。

《次の国際コンテンツはライトノベルだ》
――国際市場で武器になるジャンルはやはりコミックだと思いますか。
「コミック、アニメは一番強いが、その次のコンテンツは、ライトノベルだと思っています。次の日本発文芸として、コミックに近いイメージで日本のサブカルチャーとして押し出していけるのではないか。ミステリーなどの一般文芸にも世界の読者に伝えたい傑作はあるし、個人的にはそういう作家を押したい思いがあるんです。でも、海外の出版社の食いつきはあまりよくない。」

 多分、ファウストの台湾進出のことが念頭におかれているんでしょう。韓国への翻訳出版は前からしばしばありましたけど、インタビューでは「米・中を重視したい」ともあるので、今後は英語圏への翻訳も加速するのやも。